« happy birthday my mother | メイン

ファンダンゴとワタシ。

大阪市のどちらかというと中心から東側出身のワタシにとって、淀川の向こう側の十三という街はそれはそれはもう未開の地でありました。
とりあえずいかがわしい街という先入観しかなかった(笑)

そんな十三にライブハウスが出来る!と聞いた時は正直、え?どうなん?って思いました。
淀川越えてライブ見に行く習慣もなかったし、そんないかがわしいとこにライブハウスってどうよ?ってなもんで。今思えばすごい偏見なんだけど、何せあの頃まだ小娘だったものですから(笑)

1987年、ワタシにとっての謎だらけの街・十三にファンダンゴ誕生。

オープン当時は大御所のミュージシャンばかりが出ていたので、ますますワタシには遠い場所だったんだけど、ある時、暇さえあれば遊びに行ってた梅田の某楽器屋さんのお姉ちゃんだったかお兄ちゃんだったかに、
「リカちゃん、ファンダンゴって知ってる?十三のオープンしてまだ間もないライブハウスやねんけど。今はプロの人ばっかりが出てるねんけど、そろそろアマチュア出したいらしくて、バンド探してはんねん。リカちゃんのバンドで出てみない?」
と言われて。ちょうどもう一つ誘ってるというバンドが友達のバンドだったから、じゃあ出てみるわ、てな感じでトントンとハナシが進み、ワタシはあの未開の地・十三のファンダンゴに出演する運びとなったわけです。
そう、
いわばアマチュアバンド(あの頃はインディーズなんて言葉はなかったw)の立ち上げとしてファンダンゴのステージに立ったのは、何を隠そうこのワタクシでございます(笑)

ファンダンゴはワタシにとってなにもかもが新鮮でした。
十代の頃から通いまくっていた様々なライブハウスとはあきらかに空気が違った。
店の内装も音も雰囲気も店員さんも、小娘にとっては何もかもが衝撃だった。
とりあえず店で一番偉いと思われるブッカーの女の人がいつも一番酒飲んで、誰よりも先に一番前で踊ってた(笑)
ココ日本ちゃうわ、外国やん、って思った。外国行ったことないくせに(笑)

あれから30年。
小娘も立派に女になりました。若干熟し過ぎましたが(笑)
30年間、ほんとにいろんなカタチで歌わせてもらった。
ワタシの歌歴史の全てにファンダンゴが在ります。
そんなライブハウスはファンダンゴしかありません。
バンドでしか歌ったことがなかったワタシを、ソロシンガー東藤リカとしてゴーインにステージに引っ張り上げてくれたのもファンダンゴです。
作曲したことないし、ギターほとんど弾かれへんし、弾き語りなんかできるわけないやん!!ってずっと頑なに拒否してきたのに。
三ヶ月後にソロライブいれといたから、って加藤さん。
あの時はほんとに加藤さん恨んだけど(笑)
でもあれがなかったら今のワタシは確実に存在してなかったから、今となってはほんとに感謝しかないな。

ファンダンゴで沢山に人と音に出会いました。
そこから繋がる縁はワタシの人生を大きく左右してきたし、それはそのままワタシの音楽にも繋がっていきました。
だからやっぱりワタシにとってファンダンゴは特別なのです。

ファンダンゴ、30周年おめでとう。
30年間ワタシを歌わせてくれてほんとにありがとう。

2017年10月7日土曜日。
あの時誰よりも先に酔っ払って一番前で踊ってたブッカーのむーさんのお声がけで30年前のファンダンゴが蘇ります。
小娘からすっかりオトナになったワタシもNDARICCAとして出演します。
同じ時代を生きてきた同世代のアーティストたちもそれぞれの今のカタチで。
大先輩方々の胸を借ります。
あの頃の悪いオトナたちは更に悪さに磨きをかけてもっと粋なオトナになってるんだろうな。
若干ビビります(笑)
小娘、がんばります。

10月7日(土)十三FANDANGO
『Fandangoの旅!30th Anniversary.〜こんな感じで遊んだなあ!〜vol.1』
open 14:30 / start 15:00
add 2,500yen /door 3,000yen (+1drink)
act:
有山じゅんじ・清水興
カーリーショッケール
SONNA BANANA
DOWN HOME SPECIAL
ボケロウ
ミライノス
ROCA'66
NDARICCA

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://rika.sunnyday.jp/mt/mt-tb.cgi/1156